トイレで盗撮した元教師が罰金40万円・次女の顔を殴りけがをさせた自衛官不起訴【佐賀県】
佐賀ニュース サガテレビ 2019/11/26(火) 18:00配信
トイレに小型カメラを設置して盗撮したなどとして懲戒免職となっていた40代の元教師の男が、罰金40万円の略式命令を受けていたことがわかりました。
県迷惑行為防止条例違反などの罪で略式命令を受けたのは元高校教師の40代の男です。男は今年6月、県内の公共施設の女子トイレに侵入し、小型カメラを設置して盗撮したとして鳥栖区検が略式起訴し今月8日、鳥栖簡易裁判所から罰金40万円の略式命令を受けたということです。
男は、佐賀市内の飲食店の男女兼用トイレに小型カメラを設置し10人を盗撮したとして逮捕・送検されていましたが、これについて鳥栖区検は不起訴としました。
一方、先月中学生の次女の顔を殴るなどしてけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕・送検されていた陸上自衛隊目達原駐屯地に所属する自衛官の51歳の男性について、佐賀地検は25日付けで不起訴としました。理由は明らかにしていません。
飲食店のトイレに小型カメラを設置して盗撮をしたとして、佐賀県警佐賀南署は27日、県立鳥栖高校教諭の中西学容疑者(40)=福岡県小郡市小郡=を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
発表によると、中西容疑者は今年6月8日と7月5日、12日の3回、佐賀市内の飲食店の男女兼用トイレに小型カメラを設置して客を含む男女10人を盗撮した疑いがある。12日に女性店員が気づいて県警に通報したという。
カメラは2・3センチ四方の小型カメラで、動画が記録媒体に残っていた。洋式トイレの前にある洗面台の下に隠して置かれていたという。中西容疑者がカメラを設置する様子も映っていたという。
県教委によると、中西容疑者は数学を担当。県教委は「事実であれば誠に遺憾。被害者と県民に深くおわびします。事実関係を把握し、厳正に対処します」とのコメントを出した。