16時間指導「教諭が退学示唆」 神戸・高1飛び降り、第三者委が報告書
産経新聞 2019/12/11(水) 12:01配信
神戸市立六甲アイランド高で平成29年12月、当時1年の男子生徒(18)が校舎から飛び降りて重傷を負った問題で、経緯を調べていた第三者委員会は11日、報告書を市教育委員会に提出した。第三者委は生徒が教諭から2日間で計16時間にわたり別室で指導を受ける中で「退学を思わせる不適切な発言があり、自殺を決意するほど追い込まれた」と結論付けた。
報告書などによると、生徒らがツイッターで友人の名前をかたったり、悪口を言ったりしたことに対し、教諭は2日連続で朝から夕方まで生徒を別室で指導。退学処分を示唆するような発言を繰り返した。生徒は2日目の指導後、校舎5階から飛び降りて歩行障害が残った。
生徒は別室指導初日の夜、遺書を用意して別の生徒に自殺をほのめかすメッセージを送るなどしていたという。第三者委は報告書で「(指導では)弁解を一切許されず、同校で学べる可能性が閉ざされたと思わされた」などと指摘した。