「僕はいじめられっ子」被害訴える文章、教諭が教室内に掲示 日光市教委が厳重注意

「僕はいじめられっ子」被害訴える文章、教諭が教室内に掲示 日光市教委が厳重注意
毎日新聞 2019/12/16(月) 18:17配信

 栃木県日光市の市立小学校で昨年度、当時6年生の男子児童がいじめの被害を訴えた文章を、担任だった40代の男性教諭が教室内に掲示していたことが16日、市教育委員会への取材で明らかになった。市教委は保護者からの訴えで事態を把握し、対応が不適切だったとして教諭と校長を口頭で厳重注意した。

 市教委や関係者によると、男性教諭はいじめに関する新聞記事をクラス全員に読ませ、感想を書かせた。男子児童は自分がいじめ被害に遭ったと書いて提出した。すると、教諭はこの文章にコメントを書き添え、他の児童の感想文とともに教室に張り出した。

 児童は今年に入って学校を休みがちになり、保護者が学校や市教委に相談。3月に校長と教諭が男子児童の自宅を訪れて謝罪した。教諭は今年度、クラス担任から外れているという。

 教諭は市教委に対し「児童に寄り添う気持ちが足りなかった」などと釈明しているという。市教委は「不適切な関わり方で、児童の気持ちを傷つけてしまい申し訳ない」としている。【花野井誠】

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