“保育事業”助成金2億円詐取か、男再逮捕

社長ら3人 信組から約1億円詐取か 過去2度有罪判決
FNN.jpプライムオンライン 2019/7/3(水) 17:43配信

企業主導型保育所の開設をめぐり、信用組合から融資金およそ1億円をだまし取った疑いで、東京地検特捜部は、会社社長ら3人を逮捕した。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、「WINカンパニー」社長の川崎大資容疑者(51)や、一山賢介容疑者(34)ら3人。

川崎容疑者ら3人は、企業主導型保育所を開設するための国の助成金の支給が決まったとうそをつき、神奈川・横浜市の信用組合から融資金およそ1億1000万円をだまし取った疑いが持たれている。

特捜部は、3人の認否を明らかにしていない。

特捜部は、すでに関係先を家宅捜索していて、今後、実態解明を進める方針。

川崎容疑者は、不動産会社「ABCホーム」元会長で、脱税などで過去に2度の有罪判決を受けている。

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“保育事業”助成金2億円詐取か、男再逮捕
TBS News i 2019/7/23(火) 19:13配信

 内閣府の「企業主導型保育事業」をめぐる融資金詐欺事件で、東京地検特捜部は国の助成金2億円あまりをだましとったとして、会社役員の男を再逮捕しました。

 「ありがとうございます」(男性)

 誕生日を祝われ笑顔を見せる男。詐欺の疑いで再逮捕された福岡市の保育コンサルタント会社「WINカンパニー」社長、川崎大資容疑者(51)です。

 川崎容疑者が悪用したのが内閣府が進める「企業主導型の保育事業」。特捜部によりますと、川崎容疑者はおととしと去年、2か所の保育所開設にあたり嘘の工事代金を記した契約書などを公益財団法人に提出。国の助成金あわせておよそ2億700万円をだまし取った疑いがあります。川崎容疑者が仲介者として関わった福岡市の保育所では・・・

 「やっぱりみんなすごく不安で(保育士の)お給料が今度出るのかなとか。やっぱり怒っています、保育士は単純に」(川崎容疑者が関わった別の保育所関係者)

 関係者によりますと、川崎容疑者はおよそ30か所の保育所について助成金を申請し、10数件で助成を受けましたが、設備費が事業主に渡らず開所を断念した保育所も複数あるということです。助成金は川崎容疑者が管理する口座に振り込まれたと見られていて、特捜部は資金の流れなどを調べています。(23日14:58)

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