教育実習生を抱きしめる ″セクハラ″で51歳男性教師を停職6カ月の処分 慰労会の帰り道「衝動的に…」
NBS長野放送 2020/1/16(木) 18:20配信
教育実習生の女性にセクハラ行為をしたとして、長野県教育委員会は51歳の小学校教師を停職6カ月の処分にしました。
県教委の会見:
「大変、申し訳ありませんでした」
停職6カ月の処分を受けたのは東信地方の公立小学校に勤務する51歳の男性教師です。県教委によりますと、男性教師は去年9月、運動会の慰労会の帰り道で、指導を担当していた教育実習生の女性に対し、無理やり、手をつないだり、抱きしめるたりするなどのセクハラ行為をし、その後も「謝罪」の電話やメールを送るなどして、精神的苦痛や不安を与えたということです。
男性教師は「衝動的に抱きついてしまった。被害者や家族を傷つけてしまいお詫びする」などと話しているということです。
一連の問題は、女性が小学校の教頭に報告して発覚。その後、指導担当は交代し、女性は最後まで教育実習を受けたということです。
県教委は「わいせつ行為根絶に取り組む中であってはならない行為。教育への信頼を大きく失墜させた」としています。