伊勢崎の小学教諭不正流用:さらに14万円、体験学習の残金 /群馬
毎日新聞 2013年05月16日 地方版
伊勢崎市立北小に勤務する30代の男性教諭が卒業アルバム代などを流用していた問題で市教委は15日、教諭が2010年11月ごろにも、体験学習の残金約14万4000円を私的に流用していたことが分かったと発表した。使途については新たに「借金の返済に充てた」と話しているいう。これまでの判明分と合わせて流用額は計約59万2000円に上る。
市教委によると、教諭は、10年7月に実施した6年生の体験学習費用の残金14万4109円を流用。校長室の金庫に袋に入った状態で保管されていたが、書類を取り出すことを口実に金庫の鍵を預かり、残金を抜き取ったとみられる。市教委の調査に対し、教諭が「他にも流用した」と説明したことで被害が発覚した。【角田直哉】