教諭、運転中の同僚女性にキス…歓送迎会の禁止期間中に2人で送別会
読売新聞オンライン 2020/6/6(土) 10:40配信
鳥取県教委は3日、酒気帯び運転で逮捕された鳥取市立稲葉山小の男性非常勤講師(67)を免職、同僚女性にセクハラ行為をしたとして県立米子東高の男性教諭(38)を停職2か月の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、男性講師は4月5日夕、酒気帯び状態で乗用車を運転し、コンビニエンスストア駐車場に入ろうとして別の車と接触。基準値以上のアルコール分が検出され、道交法違反(酒気帯び)容疑で逮捕された。
県教委の聞き取りに対し、講師は「酒が残っていると感じながらも車を運転した」と説明したという。
一方、男性教諭は3月30日夜、居酒屋で一緒に飲んでいた同僚女性を抱き寄せ、女性の車で自宅へ送ってもらう際には、耳元に複数回、キスをしたとしている。同高では当時、新型コロナウイルス感染防止のため、歓送迎会の開催を禁じていたが、送別会として女性と2人で飲んでいたという。
県教委の聞き取りに対し、教諭は「生徒たちを裏切る行為をしたことを反省している」と話しているという。