障害ある中学生への暴行罪 施設の元職員初公判で否認
ABCニュース 2020/11/13(金) 0:38配信
神戸市の放課後デイサービス施設で、障害のある女子中学生を暴行した罪に問われている男が初公判で起訴内容を否認しました。
起訴状によりますと、神戸市北区の放課後等デイサービス「HOALOHA」の元職員・長谷川聡被告(51)は5月、重度の障害がある利用者の女子中学生に足を蹴るなどの暴行を加えた罪に問われています。12日の初公判で長谷川被告は「足をはらっただけで暴行したわけではない」と起訴内容を否認しました。検察側は「本件以外にも数年前から児童に暴行を加えていた」と指摘。一方、弁護側は「足を軽く蹴り合うのはコミュニケーションだった」と主張しました。
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元指導員の男が起訴内容否認 神戸・福祉施設 障害児暴行事件/兵庫県
サンテレビ 2020/11/12(木) 15:34配信
兵庫県神戸市の福祉施設で、知的障害のある女子中学生の足を蹴るなどしたとして、暴行の罪に問われている元指導員の男の裁判が神戸地裁で始まり、男は起訴内容を否認しました。
神戸市北区の放課後等児童デイサービス「HOALOHA(ホアロハ)」の児童指導員だった無職の男(51)は2020年5月、施設を利用する知的障害のある女子中学生の足を蹴るなどしたとして暴行の罪に問われています。
11月12日に神戸地裁で開かれた初公判で男は「足が当たったことは確認したが暴行の事実はない」と起訴内容を否認しました。
検察側は冒頭陳述で「施設では日常的に児童を殴ったり蹴ったりしていた」「注意した職員は退職をほのめかされるなど、口封じをされていた」などと主張。
一方、弁護側は「被害者の母親から、被害者の体を手で触れないでほしいと言われていたので、足で体をつつくなどしてコミュニケーションをとっていた」「被害者を止めるために足をはらった」などと述べました。
事件をめぐっては施設長の男(45)も暴行の罪で起訴されています。
神戸市北区の放課後デイサービス施設で重度の障害がある利用者の中学3年の女子生徒(14)が虐待されていた事件で、暴行容疑で逮捕された施設長の戸嶋清被告(45)=同罪で起訴=が兵庫県警の調べに「言うことを聞かないから腹が立った」と供述していることが28日、県警への取材で分かった。県警は同日、同じ女子生徒に対する別の暴行容疑で、戸嶋被告を再逮捕した。
再逮捕容疑は8月19日午後4時半ごろ、神戸市北区の放課後デイサービス施設「HOALOHA(ホアロハ)」で、女子生徒のほほをたたいたとしている。
県警は今月7日、施設内でこの女子生徒を蹴ったなどとして、戸嶋容疑者と児童指導員の長谷川聡被告(51)=同罪で起訴=を逮捕していた。
障害のある子が授業終了後などに通う放課後等デイサービス施設内で、通所していた女子中学生(14)を殴ったり蹴ったりしたとして、兵庫県警神戸北署は7日、施設長の戸嶋清容疑者(45)=神戸市須磨区横尾6=と、児童指導員の長谷川聡容疑者(51)=同市兵庫区本町1=を暴行容疑で逮捕した。日常的な虐待がなかったかなどについても調べる。
逮捕容疑はいずれも施設「HOALOHA(ホアロハ)」(同市北区)内で女子中学生に対し、戸嶋容疑者が6月25日午前9時20分ごろ顔を両手で数回殴り、長谷川容疑者は5月14日午後4時10分ごろ足を蹴ったなどとしている。戸嶋容疑者は「はっきりと覚えていない」、長谷川容疑者は「暴力は振るっていない」と容疑を否認しているという。
市は7日、児童福祉法に基づき、関連施設を立ち入り調査した。
神戸北署によると女子生徒には身体障害と重度の知的障害があり、被害を訴えるなどのコミュニケーションを取ることが困難という。9月4日に市福祉局から「施設の職員が暴力を振るっている」と相談があり、事件が発覚。同署が裏付け捜査を進めていた。
施設は戸嶋容疑者が代表理事を務める一般社団法人が運営。市によると、2014年に放課後や長期休暇中に障害のある子どもたちを預かるサービスを開始し、小学生から高校生まで十数人が利用していたという。現場近くの自営業の男性(70)は「知り合いが『施設の中から大声や荒っぽい声が聞こえた』と言っていた。厳しくしているのだろうと思っていた」と話した。【韓光勲、反橋希美】