教え子ら少女とみだらな行為 元教諭に懲役4年求刑、岐阜地裁支部
岐阜新聞Web 2021/2/11(木) 8:35配信
元教え子ら当時14、15歳の複数の少女とみだらな行為をしたとして児童福祉法違反(児童淫行)などの罪に問われた、県内の公立中学校の元教諭の男(26)=羽島郡岐南町、懲戒免職=の論告求刑公判が10日、岐阜地裁大垣支部(内山真理子裁判官)で開かれ、検察側は「まれに見る悪質な事案」として懲役4年を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は3月3日。
論告で検察側は、男が過去にクラス担任をしていた元教え子の好意に乗じ、性的な関係を持つとともに、約1カ月の間に元勤務校の生徒を含む4人の少女に対し、みだらな行為やわいせつな画像を送らせていたと指摘。「教諭として児童を守り、教え導く立場にあったにもかかわらず、自己の性的欲求を満たすために犯行に及んだ。3人への犯行では自らの立場を悪用した」と厳しく非難した。
弁護側は「保釈後、携帯電話のデータを消し、被害者の生活圏内に立ち入らないようにするなど、再犯防止に積極的に取り組んでいる」と情状酌量を求めた。
起訴状によると、2019年8月9日、元教え子の少女と県内のアパートでみだらな行為をしたとしている。20年5、6月に少女4人に裸の画像を送らせ、さらに買春やみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反と県青少年健全育成条例違反の罪にも問われている。
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