強制性交等の罪 中学校元教諭に懲役6年求刑
MRO北陸放送 2021/3/4(木) 19:47配信
検察は「自身の性欲を満たしたいという身勝手な動機で及んだ悪質な犯行」と断罪です。
加賀市の山中中学校の元教諭、河合誠被告35歳が去年10月、少女に対し当時13歳未満であると知りながら性的暴行を加えた強制性交等の罪に問われている裁判で、検察側は懲役6年を求刑しました。
検察側は、河合被告が犯行におよんだ際スマートフォンで動画を撮影し、さらに少女に口止めをしたと指摘しました。
一方で弁護側は、河合被告は懲戒免職されるなど十分な社会的制裁を受けているとして執行猶予付きの判決を求めました。
判決は今月30日に言い渡されます。
13歳未満の少女に対し性的暴行を加えたとして、罪に問われている元教諭の男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
石川県加賀市の山中中学校の元教諭で、小松市河田町の河合誠被告(34)は、今年10月、石川県内に住む少女が13歳未満であると知りながら、性的暴行を加えたとして強制性交等の罪に問われています。
石川県教育委員会は11月、河合被告を懲戒免職処分としました。
16日に金沢地裁で開かれた初公判で、河合被告は起訴内容を認めました。検察側は、河合被告が車に少女を乗せてホテルに連れ込むなどした上、第3者に関係を明かさないよう少女に口止めをしていたと主張しました。また河合被告が今年8月から性的暴行を繰り返したとして、検察側は追起訴する方針です。
一方、弁護側は起訴内容は争わず、情状酌量を求めるとみられます。
13歳未満の少女に暴行したとして、石川県教育委員会は19日、加賀市内の中学校の教諭を懲戒免職処分にしました。
処分を受けたのは加賀市立山中中学教諭の河合誠被告(34)です。
河合被告は10月、県内の宿泊施設で13歳未満の少女に暴行を加えた強制性交等の疑いで逮捕され、11月4日に起訴されています。
河合被告は県教育委員会の聞き取り調査に対して「とんでもないことをしてしまった。申し訳なく思っている」と話しているということです。
徳田博県教育長は「県民の信頼を損ねる行為であり深くお詫び申し上げ、再発防止に努める所存です」とコメントしています。
また県教育委員会は管理監督を怠ったとして山中中学の校長を戒告処分としました。