男子生徒自殺で第三者委「複合的作用で追い詰められた」
tbc東北放送 2021/3/27(土) 13:14配信
県工業高校の男子生徒が2018年に自殺した問題で原因を究明してきた県の第三者委員会は26日、教員からの厳しい指導など複合的な作用によって追い詰められたと結論付け県に答申しました。
2018年8月の県工業高校1年の男子生徒の自殺を巡り原因の究明をしてきた県教委の第三者員会は26日、調査結果をまとめた報告書を伊藤昭代教育長に手渡しました。
報告書では毎日、学習ノートを提出させたりレポートが未提出だった場合に反省文を書かせたりするなど複数の教員による厳しい指導があり、そうした複合的な作用によって心理的に追い詰められ自殺に結びついたと結論付けました。
答申を受け伊東教育長は「教員間の連携の強化を速やかに検討し再発防止に努めていきたい」と述べました。