女子トイレ盗撮で懲戒免職 セクハラで停職 教職員の不祥事で懲戒処分 【福島県】
福島テレビ 2021/6/21(月) 19:12配信
懲戒免職の処分を受けたのは、白河市の白河第一小学校に勤務していた44歳の男性教諭。男性教諭は、今年2月に棚倉町の図書館で女子トイレに侵入して盗撮し、罰金10万円の略式命令を受けた。
また、同僚の女性にセクハラをしたいわき市の県立高校に勤務する50代の男性用務員は、停職6ヵ月、会津地区の県立高校に勤務する49歳の男性教諭は、停職4ヵ月の懲戒処分を受けた。
いわき市の男性用務員は、同じ学校に勤務する女性職員に対し、胸や尻を触るなどのセクハラ行為を繰り返していた。また、会津地区の男性教諭は、同じ学校に勤務する女性職員に対し、嫌がっていることを認識したうえで、業務に関係のないメッセージを繰り返し送っていた。
福島県教育庁・二瓶博昭職員課長:「教育委員会としても危機的な状況であると認識しています。県教育に対する信頼回復に全力で取り組んでいきたいと考えています」
2021年4月以降の教職員に対する懲戒処分は5件に上り、このうち4件はセクハラによる処分。福島県教育委員会は、県内の市町村立学校と県立学校に勤務する教職員にセクハラやパワハラのアンケートを行って実態を把握することにしている。
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは白河第一小学校の教諭・中西龍也容疑者(44)
警察によると、中西容疑者は2月21日、福島県棚倉町の公共施設にある女子トイレに侵入した疑い。
警察が、女子トイレを利用した人などから「機械のようなものが見え盗撮されたかもしれない」と通報を受け、防犯カメラの映像などから中西容疑者の犯行を特定した。
調べに対し中西容疑者は「お腹を下し、男子トイレが掃除中だったため女子トイレに入っただけ」などと供述している。
警察では、盗撮目的で中西容疑者が女子トイレに侵入したとみて捜査を進めている。