教育次長、居眠りで更迭=県民の信用失墜−大分県教委
2009年6月16日18時31分配信 時事通信
大分県教委は16日、委員会で居眠りととられる行動をしていたとして、首藤博文教育次長を戒告処分にするとともに、知事部局の総務部参事兼審議監に更迭する、と発表した。
県教委によると、12日の委員会臨時会は、教員採用汚職事件発覚から1年を迎えるに当たり、舞台となった佐伯市立蒲江小学校の校長が教育再生に向けた取り組みを発表。また、教育再生に向けた教育委員長談話も審議していた。
首藤次長は「血圧が高く、ボーッとしていた。意識としてはあった」と釈明し、居眠りを否定。しかし、県教委は「居眠り」とマスコミに報道されたことなどから、「職責に対する自覚を欠き、教育行政に対する県民の信用を失墜させた」と判断した。