バスケ強豪高の顧問、ミスした部員に平手打ち・髪つかんで揺さぶる…「殺してやろうか」とも

バスケ強豪高の顧問、ミスした部員に平手打ち・髪つかんで揺さぶる…「殺してやろうか」とも
読売新聞オンライン 2021/9/4(土) 20:08配信

 強豪で知られる岡山学芸館高(岡山市東区)の男子バスケットボール部の顧問だった50歳代の男性教諭が部員に対し、暴言や体罰を繰り返したとして、8月末に依願退職していたことが同高への取材でわかった。元教諭は過去にも部員への体罰などで謹慎処分や口頭注意を受けていた。

 同高によると、元教諭は7〜8月、練習中にミスをした部員に頬への平手打ちや髪をつかんで頭を揺さぶる暴行を加えた。また、「殺してやろうか」「ばか」などとどなることもあった。

 8月中旬、保護者から相談があり、部員から聞き取りを実施。元教諭も体罰などを認め、同高が一連の行動が「懲戒解雇に相当する」と伝えると退職を申し出たという。

 元教諭は赴任した2002年から同部の顧問を務めていたが、13年に部員に平手打ちしたとして謹慎処分を受け、その後も暴言などの不適切な指導があったとして複数回の口頭注意を受けていた。問題行動の発覚後も顧問を続けていた点について、同高の市本秀雄教頭は「指導力を評価して謹慎などにとどめていた。改善が見られなかったので、懲戒解雇に相当すると判断した」と釈明した。

 同高男子バスケットボール部はインターハイにたびたび出場するなど、全国大会の常連として知られている。

——–

当ブログ2回目の登場で、退場です。

 東区の私立岡山学芸館高校(森健太郎校長)で男子バスケットボール部顧問の男性教諭(44)が部員3人を平手打ちする体罰をしていたことが8日分かった。同校は5日付で教諭を3月末までの謹慎処分にした。
 同校によると、教諭は昨年秋まで練習でミスなどをした部員を1〜2回平手打ちをしていた。「レベルを上げるため、ついやった」と話しているという。教諭は2年前にも、体罰で口頭注意処分を受けていた。
 大阪市立桜宮高校の体罰問題を受け、同校が全運動部員を対象に調査して発覚した。同校は「誠に残念。体罰を徹底的になくしたい」と説明している。【井上元宏】
2月9日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする