都内で声かけ、漫画喫茶でわいせつ行為 盲学校指導員らを懲戒免 千葉県教委
産経新聞 2021/9/8(水) 19:40配信
千葉県教育委員会は8日、県立学校職員2人を懲戒免職処分にしたと発表した。このうち県立千葉盲学校(四街道市)で寄宿舎指導員を務めていた男性(36)は、東京都内で当時16歳の女子高生にわいせつな行為をした。わいせつ行為による懲戒処分は今年度初めて。
男性は5月9日、都内で声をかけて知り合った女子高生1人と近くの漫画喫茶に入り、わいせつな行為をした。女子高生からの被害届を受け、警視庁が6月12日に男性を任意同行。都青少年健全育成条例違反の容疑で書類送検された後、同条例違反罪での在宅起訴を経て、8月11日に東京簡裁から罰金の略式命令が出された。男性は「たくさんの方に迷惑をかけて申し訳ない」と話しているという。
一方、県立君津商業高校で非常勤職員だった男性(48)は、任用初日の令和2年5月1日以降、無免許で、無車検および無保険の自家用車を運転しての通勤を繰り返した。今年6月28日、仕事を終えて帰宅途中に交差点で自動車との衝突事故を起こして無免許などが発覚した。男性は「10年ほど前に違反の累積などで免許取り消しとなった」と説明。「家族や学校関係者に申し訳ない」と謝罪しているという。