5校で免許外教科指導 公立中の臨時講師 静岡県

5校で免許外教科指導 公立中の臨時講師 静岡県
@S[アットエス] by 静岡新聞 2014年1月10日(金)14時8分配信

 県内4市の公立中学5校で、臨時講師5人が法的に認められていない免許外の教科を指導していたことが10日までの県教委の調査で新たに分かった。県教委は市教委に改善や再発防止を求めていく。
 調査結果によると、熱海市立の多賀、小嵐中、伊東市立門野中、富士市立富士川一中、藤枝市立青島中の計5校で本年度、講師が免許外の教科で指導に当たっていることが判明した。
 熱海多賀は音楽の講師が国語(週4時間を2クラス)、熱海小嵐は社会の講師が国語(週4時間)、伊東門野は家庭の講師が社会(週3時間を2クラス)、富士富士川一中は音楽の講師が社会(同)、藤枝青島は音楽の講師が美術(週1・5時間を2クラス)をそれぞれ指導していた。指導期間は藤枝青島が9月からで、それ以外の4校は4月からだった。
 昨年12月に静岡市立中の音楽の臨時講師が免許外の英語を指導していたことが判明したことを受け、県教委が今月6日に政令市以外の市町教委に通知を出し、所管する中学校への調査を依頼していた。

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