茨城県立石岡一高で1人合否判定ミス 国語の点数加算せず不合格に
毎日新聞 2022/3/17(木) 7:30配信
茨城県教育委員会は16日、2022年度県立高校入試で、石岡一高(石岡市)の加点に誤りがあり、合格していた受験生1人を不合格にしていたと発表した。国語の点数が合計点に加算されず、検算も不適切だったという。受験生に謝罪して追加合格とした。
県教委によると、入試では各受験者の5教科の点数を表計算ソフト「エクセル」で合計。その後、受験生全員について点数を確認するするよう指示していた。
しかし、何らかの理由で、この受験者の点数が正確に計算できていなかったうえ、チェックでも誤りを見落としていたという。点数を打ち込めば合計が出る計算式になっていたため不具合に気付けなかったことや、全受験生に行うべきチェックを、校長の指示で5人に1人の抽出調査に省力化していたことが原因としている。
14日の合格発表後、平均得点をまとめていた職員がミスを発見。この受験生を追加合格とした上で同日中に謝罪した。受験生は入学する意向という。
県立校の入試を巡っては、20、21年度の県立高と県立中学・中等教育学校の入試で採点ミスが約1000件に上り、合格していたはずの受験生4人が不合格とされた。再発防止策を示して以降初めての入試でのミスに、小泉元伸教育長は「万全を尽くしたにもかかわらずのミスで遺憾。心からおわびする」と話した。校長らの処分を今後検討する。
15〜16日に全受験者の点数をあらためてチェックし、他にミスはなかったという。【韮澤琴音】