旭川いじめ問題 末松文部科学大臣「いじめの認知が不十分、大変遺憾」学校や市教委の当初の対応を批判
HBCニュース 2022/4/19(火) 17:52配信
2021年3月、旭川市の公園で凍死していた当時の中学2年生、廣瀬爽彩さんがいじめを受けていたと旭川市教委の第三者委員会が認めたことを受け、末松文部科学大臣は19日の閣議後の会見で「いじめの認知が不十分だったことは大変遺憾だ」と述べ、学校や市教委の当初の対応を批判しました。
2021年3月、旭川市内の公園で凍死していた当時中学2年生の廣瀬爽彩さんについて、旭川市教委の第三者委員会は調査開始から11か月近く経った3月15日に中間報告を出しました。
この中で第三者委員会は、廣瀬さんに対して性的な話題を繰り返す、性的な画像の送信を強要する、深夜に呼び出すなど、上級生らによる6項目のいじめ行為があったと認定しました。最終報告は8月に出る予定です。
第三者委員会の調査の進捗状況について、末松文部科学大臣は「遺族側が調査に時間がかかっているということに不満を持たれていることについては本当に重く受け止めなければならない」との認識を示しました。
4月19日(火)午後5時52分配信