パチンコで負けた腹いせに機械を破壊…中学校教諭、2度目の処分 沖縄
琉球新報 2022/4/22(金) 12:51配信
沖縄県教育委員会は21日、名護市のパチンコ店でカード精算機の液晶画面を壊したとして、うるま市内の中学校に勤務する男性教諭(53)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。
男性教諭は2月17日、勤務後の午後5時ごろから名護市のパチンコ店を利用。負けた腹いせに店内のカード精算機を拳で三度強くたたき、タッチパネルの液晶画面を破損させた。
男性教諭は、名護市内の中学校に勤務していた2017年にも那覇市内のパチンコ店で、負けた腹いせに店の業務用消火器を自らの車の窓から放り投げ、消火器を破損。減給10分の1(3カ月)の処分を受けていた。
半嶺満県教育長は「教育公務員としてあるまじき行為で、許されるものではない」とコメントを発表した。
(吉田早希)
沖縄県教育委員会は19日、南風原町内で酒気帯び運転で摘発された那覇市内の小学校に勤務する40代男性教諭を停職6カ月、那覇市内のパチンコ店で消火器を損壊した名護市内の中学校に勤務する40代教諭を給与の10分の1を3カ月間減給とする処分にした。
小学校教諭は9月29日、那覇市内の居酒屋でビール2杯とワイン4杯を飲酒した。翌30日午前3時15分ごろ、帰宅するため南風原町内で車を運転したところ、県警のアルコール検査を受け、呼気1リットル中から0・49ミリグラムのアルコールが検出されたため、酒気帯び運転で現行犯逮捕された。
中学校教諭は7月1日に那覇市内のパチンコ店でパチンコをした後、負けた腹いせに店の駐車場に設置された2万円相当の業務用消火器を無断で持ち出し、自らの車の窓から放り投げ、破損させた。教諭はその後、店に謝罪と弁償をしたという。県警にも摘発されたが、嫌疑不十分で不起訴となった。