一時保護少女にわいせつ行為の元職員、会社員時代にもわいせつ事件…県「把握していなかった」

一時保護少女にわいせつ行為の元職員、会社員時代にもわいせつ事件…県「把握していなかった」
読売新聞オンライン 2022/4/30(土) 16:51配信

 一時保護中の少女にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反に問われた「和歌山県子ども・女性・障害者相談センター」(和歌山市)の元職員の男(30)(懲戒免職)の初公判が26日、和歌山地裁(松井修裁判長)で開かれた。男は「間違いありません」と起訴事実を認めた。

 起訴状などによると、男は昨年5〜8月の宿直勤務中、同センターに入所中の10歳代の少女に、居室などで6回にわたりわいせつな行為をしたとされる。

 検察側の冒頭陳述によると、男は会社員として働いていた2015年7月にわいせつ事件を起こし、退職した。20年3月に社会福祉士の資格を取得し、同年4月に県職員に採用されると、自ら希望して同センターに配属された。

 検察側は、男が宿直勤務中、被害少女を含む複数の入所者と性的な話をしたことを機に、被害少女にわいせつな行為をするようになったと主張。証拠調べでは「拒否したら(男と)話せなくなると思った。行為自体は気持ち悪いと思っていたし許せない」とする被害少女の供述調書を読み上げた。

 男が過去にもわいせつ事件を起こしていたと検察側は指摘したが、被告を採用した県人事委員会の担当者は「採用時に犯罪歴を尋ねることは人権上問題があり、把握していなかった。今後は面接でより厳しく資質を見極め、再発防止のための研修も徹底していきたい」としている。

起訴されたのは、児童相談所の機能を持つ、県子ども・女性・障害者相談センターの元福祉主事、浅野紘平被告30歳です。
起訴状などによりますと、浅野被告は、去年5月から8月にかけて、18歳に満たないと知りながら職員としての立場を利用し、児童相談所に一時保護されていた県内の当時14歳の少女に、6回にわたってわいせつな行為をさせた、児童福祉法違反の罪に問われています。

「容疑者は6年前の7月、隣接する奈良県生駒市の路上で帰宅途中の当時22歳のアルバイト女性に背後からわいせつ目的で近づき、頭を両手でつかんで押し倒すなどした暴行容疑で逮捕されている。逮捕後に余罪も発覚。やはり路上で当時47歳の会社員女性の背後から手で口をふさぎ“騒ぐな。殺すぞ”と脅迫したわいせつ未遂で再逮捕された。容疑者は当時会社員で、いずれも深夜0時前後の犯行だった。女性に抱きつきたかったようだ」

また、この施設に入所する別の少女がNNNの取材に応じ、浅野容疑者から、わいせつ被害にあいそうになったと証言した。
 「急に上に乗っかってきて、それで『こんなことが好きなんやろ』と問いかけてきたこともあって、ちょっとこういう人はおかしいんかな」(入所する別の少女)

 一時保護していた10代女性にわいせつな行為をしたとして、和歌山県警少年課と海南署は16日、県子ども・女性・障害者相談センター(児童相談所)の福祉主事、浅野紘平容疑者(29)=和歌山市=を児童福祉法違反(淫行=いんこう=させる行為)の疑いで逮捕した。逮捕容疑は2021年5〜8月にかけて複数回、和歌山市の児相施設内で、入所していた10代女性にわいせつな行為をしたとされる。「そんなに回数はやっていない」などと容疑を一部否認しているという。

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