飲酒してスクールバスを運転か 物損事故後に「酒の臭い」チェッカーでアルコール検出

飲酒してスクールバスを運転か 物損事故後に「酒の臭い」チェッカーでアルコール検出
BSN新潟放送 2022/7/14(木) 12:41配信

新潟県魚沼市の教育委員会は、60代の男性運転手が中学校の生徒8人が乗ったスクールバスを飲酒した状態で運転をしていた可能性があると発表しました。

市教委によりますと、男性運転手は12日午後1時半に広神中学校を出発する臨時下校便を運転。スクールバスには生徒8人が乗っていました。その後、午後2時すぎに男性運転手は中学校の車庫内にある洗車機にスクールバスを衝突させる事故を起こし、報告せずに現場を離れたということです。

別の運転手が洗車機の破損を見つけ、確認のため現場を訪れた市教委の職員が、男性運転手から酒の臭いがしたためアルコールチェッカーを使ったところ、呼気からアルコールが検出されました。飲酒をしたかどうかについて、男性運転手ははっきりとは答えなかったということです。市教委はその場で警察に通報しました。

男性は業務委託されたタクシー会社から、さらに再委託されたタクシー会社の運転手です。運行中に事故はなかったということですが、市教委はタクシー会社の再委託の承諾を取り消しました。

市教委は「飲酒運転だとしたら、深刻な事態と受け止めている」とコメントし、タクシー会社が業務前に運転手のアルコールチェックを実施していたかなどを調査するとしています。

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