機内でマスク着用拒否の男に懲役4年求刑 「ピーチ機緊急着陸までさせた悪質な犯行」と検察は指摘

機内でマスク着用拒否の男に懲役4年求刑 「ピーチ機緊急着陸までさせた悪質な犯行」と検察は指摘
ABCニュース 2022/10/26(水) 12:28配信

 マスクの着用を拒否し、飛行機を緊急着陸させた罪などに問われている男の裁判が開かれ、検察は懲役4年を求刑しました。

 起訴状などによりますと、元大学職員の奥野淳也被告(36)はおととし9月、マスクを着けずに飛行機に搭乗して乗客とトラブルになり、謝罪させるよう大声で要求して客室乗務員の腕をねじり上げ、緊急着陸させた罪などに問われています。

 これまでの裁判で奥野被告は無罪を訴え、弁護側は「社会の不寛容が、被告をトラブルに巻き込んだ」と主張していました。

 検察は26日、「マスクの不着用に名を借りて我欲を押し通し、1時間にわたって客室乗務員の業務を妨害し、緊急着陸までさせた悪質な犯行」と指摘。
 「被告に反省はなく、徹底した矯正教育が必要」として、懲役4年を求刑しました。

 一方、弁護側は「マスクをせずに意見を言う異質な存在の奥野被告に対する偏見や反感が、関係者の記憶をゆがめている。裁判所には慎重な判断をお願いしたい」と主張しました。

 奥野被告は最終陳述で「私は無罪です。飛行機でマスク着用に応じなかったことを大変誇りに思っている。何ひとつ恥じ入る点はありません」と述べました。

 判決は12月14日に言い渡される予定です。

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