SNSで「地獄に道連れや。覚えとけよ」 姫路の”ヤンキー先生”知人女性脅迫の疑いで逮捕 県立高校教師
関西テレビ 2023/2/7(火) 8:40配信
「地獄に道連れや」などとメッセージを送って知人女性を脅迫した疑いで、兵庫県立高校の教師の男が逮捕されました。
逮捕された県立龍野北高校の教師・三輪光容疑者(58)は、おととし4月から去年5月までの間に、知人女性(29)に対し、「必ず恨み倒したる。地獄に道連れや。覚えとけよ」などとLINEを送り、脅迫した疑いが持たれています。
警察によると去年7月、女性から「脅迫を受けて困っている」と相談があったということです。
調べに対し、三輪容疑者は「文言を言ったかどうかは覚えていないが、似たような言葉は言ったかもしれない。しかし、喧嘩の延長線上で脅迫したつもりはない」と話しているということです。
三輪容疑者は柔道部の強豪として知られる姫路市内の高校で顧問を務め、「ヤンキー先生」とも呼ばれていましたが、を受けていました。
全国高校定時制通信制大会で10連覇したこともある兵庫県立飾磨工業高校(同県姫路市)の多部制柔道部で、昨年末に部員の生徒10人が顧問3人から体罰を受けたと訴え、学校側が部活動を休止し、3人に自宅待機を命じていることが20日、学校関係者への取材で分かった。学校は「体罰など不適切な指導があった」と認め、県教育委員会に事態を報告した。
同校によると、自宅待機を命じられているのは、「熱血教師」として著書もある三輪光(みわ・ひかり)教諭(55)と、三輪教諭の長女で20代の非常勤講師、20代の男性講師。昨年12月に姫路市で行われた大会で成績が振るわなかったとして、顧問が1〜2年生の部員を叱責したところ、10人が集団で家出した。すぐに発見されたが、その際に体罰を受けたことや、練習時間の長さなど厳しい指導があったことを学校側に訴えたという。
学校側は三輪教諭ら3人からも事情を聴いたところ、練習の長さなど厳しい指導があったことを認めたため、年末に部活動を休止させ、3人に自宅待機を命じた。体罰については「生徒や顧問のあいだで記憶に食い違いがあり、詳細は調査中」としている。
三輪教諭は同校に十数年間在籍。問題児とされた生徒を柔道の指導の通じて更生させてきたことなどから「ヤンキー先生」と呼ばれ、著書やテレビ番組への出演なども多い。