小学教諭、児童の水筒たたきつけ壊す 別室に放置も… 地裁松戸支部、体罰認定 流山市に賠償命令

小学教諭、児童の水筒たたきつけ壊す 別室に放置も… 地裁松戸支部、体罰認定 流山市に賠償命令
千葉日報オンライン 2023/2/25(土) 11:21配信

 千葉・流山市立小学校で2017年、男性教諭が小1児童の水筒を壊したり、1人で部屋に放置したりする不適切指導を行っていたことが24日、市教委などへの取材で分かった。児童側は損害賠償を求め市を提訴し、地裁松戸支部は昨年12月に「体罰」などと認定、市に慰謝料など計66万円の支払いを命じる判決を出した。判決は確定し、市は66万円を支払った。

 判決や市教委などによると、17年9月ごろ教諭は学活中、水筒を児童の目の前で机か教室の床にたたき付け壊した。別の日には、児童を授業中に別室に連れて行き「落ち着くまでいるように」とだけ言い、最低で55分、最長2時間45分放置した。

 判決は教諭の行為について「精神的、肉体的苦痛を与える」と指摘した。訴訟で児童側は「教諭に首を絞められた」とも訴えたが、認められなかった。

 教諭は1年契約の臨時的任用講師で17年度中に退職。児童は19年11月に心的外傷後ストレス障害(PTSD)との診断を受け、転校を余儀なくされた。児童側が20年6月に提訴した。

 今年1月、市は「緊急を要する」として一般会計の予備費を使い、66万円を支払った。24日の市議会で井崎義治市長は「児童の心を傷つけ、その後の生活に大きな影響を与えたことを深く反省している」と謝罪した。

 児童の保護者は「市教委の事後対応に誠意がなかった。市教委には体質を改めてほしい」とコメントしている。

 5年前、千葉県流山市の市立小学校の1年生だった児童が、当時担任だった講師から高圧的な指導を受け、PTSD=心的外傷後ストレス障害を発症していたことが明らかになりました。
 流山市教育委員会によりますと、この児童は2017年の11月、担任だった講師から繰り返し、高圧的な言動で指導を受けたということです。
 児童は指導が原因で学校を休むこともあり、医療機関でPTSD=心的外傷後ストレス障害と診断を受けました。
 被害を確認した市教育委員会が、講師に口頭で指導したということです。
 こうしたことを受け、市は6月2日の市議会で、児童の家族に100万円の和解金を2022年の4月に支払ったと報告しました。

 2年前に千葉県流山市の小学校で「担任に首を絞められた」などと児童が訴えたものの、長期間放置された問題で、児童の両親が市議会で「問題が起きた際の適切で迅速な体制作り」を訴えました。
 児童の父親:「(市内の子どもたちに)今後、同じようなことが起きないというのが一つなんですけど、それ以上に起こった後に適切な対応をして頂けるようにという目的があって陳情しました」
 10日の流山市議会には被害児童の両親がそろって出席しました。両親は自分の子どもに関する再調査だけでなく、今後、他の児童や生徒に体罰があった場合は迅速で正確な情報収集や問題を起こした教師をサポートする体制を作るよう訴えました。
 流山市教育委員会:「体罰があった場合は速やかに状況収集する仕組みを強化して参ります」
 教育委員会は対応に問題があったとしたうえで、両親からの訴えを今後、生かしていくと約束しました。

 千葉県内の小学校で男子児童が担任から「首を絞められた」などと被害を訴えた問題で、当初、学校側が母親に対して「児童の発達が幼い」などと児童に問題があるとして長期間、本格的な調査を開始しなかったことが分かりました。
 2017年、千葉県流山市の小学校で児童が担任の男性教師に水筒を壊されたり「首を絞められた」などと訴えましたが、学校側は1年半にわたって調査しませんでした。その間、学校は母親に児童に原因があると説明していました。
 児童の母親:「(学校側から)『発達が幼い』と言われたり『息子に何か問題がある』と言われたりしました」
 児童を診察した医師は、発達障害などは認められなかったとしています。
 守谷こどものこころとからだのクリニック・永吉亮院長:「学校や家での様子から、多動の傾向があると診断しました。声を掛けるだけでも落ち着く子どもはたくさんいるので、(当該の児童について)大人側の対応の仕方を変えて下さいという話をしました」
 医師によりますと、児童にはPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状が出ているということです。

担任が児童の首絞めたか 学校側が訴えを1年半放置
テレ朝 news 2019/12/2(月) 11:59配信

 千葉県内の小学校で児童が担任から「首を絞められた」などと被害を訴えたものの、学校が約1年半にわたって調査せず放置していたことが分かりました。児童の両親は、速やかに調査を始める態勢づくりを自治体側に求めています。

 学校の事故報告書などによりますと、2017年、千葉県流山市の小学校で1年生の男子児童が担任の男性教師に水筒を床にたたき付けられて壊されたり、「首を絞められた」と被害を訴えました。
 被害を訴える男子児童:「先生は床に向かって水筒を持ってバーンと投げました。僕の首にこうやって絞めた。『やめて苦しい』って言ったら、先生は手を離してくれて『わざとじゃありません』『自分が悪いことするからでしょ』って」
 学校などが児童の母親の求めに応じて調査を始めたのは被害が分かってから1年半後でした。担任は水筒を壊したことは認めましたが、首を絞めたかについては「肩を持ちながら話しただけ」と否定しています。
 男子児童の母親:「(水筒は入学祝いに)祖父母からもらったすごく大切なものでした」「(Q.息子さんの様子は?)指先を血が出るくらいかんだりだとか、夜中、寝ている時に尋常じゃない声を出したり、すごく不安定な様子でした」
 児童の両親は流山市に対し、教師の体罰について被害の相談があれば速やかに調査が始まる態勢づくりなどを求めています。

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