車検切れのスクールバスに児童のせ31回運行 市が状況を説明

車検切れのスクールバスに児童のせ31回運行 市が状況を説明
テレビユー山形 2023年3月17日(金) 17:55

山形県鶴岡市が委託する運行業者が、車検が切れた状態のスクールバスに児童を乗せ、走っていたことがわかりました。

鶴岡市によりますと、車検が切れていたのは温海地域のスクールバス1台で、車検証の有効期限が先月17日までに、自賠責保険の有効期限が先月18日までとなっていました。

このバスは今月13日の午前中まで車検が切れた状態で31回運行されていて、その間、登下校する児童などを乗せていたということです。

市によりますと、教育委員会では、スクールバスの運行管理などを行う業者に対し、有効期限までに車検を受けるよう複数回指示をしていて、業者からは「2月頭に実施する」などと言われていました。

しかし、教育委員会に整備工場から車検費用の請求書が届いていないことから、整備工場や業者に確認したところ、検査を受けていなかったことが発覚したということです。

市では、この業者に厳重注意し、予約した車検期日を教育委員会と共有するなど確認体制の改善を求めたということです。また市でも、整備業者に車検の実施状況を確認するとしています。

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