他校の用務員の情報を不正取得 小学校の男性用務員を懲戒処分 千葉

他校の用務員の情報を不正取得 小学校の男性用務員を懲戒処分 千葉
チバテレ 2023/8/18(金) 19:46配信

 千葉市の小学校の男性用務員が、他校の用務員の個人情報が書かれた意向調査票を無断でコピーし保管していたとして、停職の懲戒処分となりました。

千葉市教育委員会 会見
「市民のみなさまの学校、教育行政に対する信頼を大きく損なうようなことになりお詫び申し上げます、誠に申し訳ございませんでした」

 8月18日付けで停職1か月の懲戒処分となったのは、花見川区の小学校で用務員を務める50歳の男性です。

 千葉市教育委員会によりますと、男性は2019年から2022年にかけて、市教育委員会内のメールボックスから他校の用務員が提出した意向調査票を持ち出し、このうちの15人分を無断でコピーして保管していました。

 意向調査票には、名前や住所のほか、異動を希望している場合はその理由など個人情報が書かれていて、男性は「自分の異動先になりそうな学校について知りたかった」などと話しているということです。

 市教委は「職員の情報セキュリティ意識の向上を図り、再発防止に努めたい」としています。

 一方、千葉県は18日、県が所有するトラクターの修理代を水増し請求し、現金約25万円をだまし取ったとして、8月8日、詐欺罪で有罪判決を受けた男性職員を懲戒免職としました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする