始業式:「いじめゼロ」約束 「友達を大切に」…7項目、佐賀の全小学校児童が標語唱和 /佐賀
毎日新聞 2012年9月4日(火)15時31分配信
県内の多くの小中学校で2学期の始業式があった3日、佐賀市のの市立小中学校54校は大津市のいじめ問題を受け、いじめ撲滅に向けた取り組みを展開した。小学校では、いじめを許さない気持ちを児童らに芽生えさせようと、7項目の標語を使った「いじめ0のやくそく〜レインボーさくせん」を始めた。
標語をまとめた市立新栄小の松永功校長によると、8月に市教委から市校長会にいじめ問題への取り組みを依頼され、夏休み中に同小児童の意見を聞きながら標語をまとめたという。
佐賀市高木瀬東の高木瀬小では、児童ら約880人が集まった始業式で「友達を大切にし、嫌がることをしません」「いじめを見たら、先生や周りの人に知らせます」など、いじめを無くすための標語「七つの約束」を唱和した。今後は各教室に標語を書いた紙を掲示し、児童らの意識を高めていくという。
同校の下田秀人教頭は全校児童で唱和させた取り組みについて「子供たち自身のこととして考えさせたい。教諭が言って聞かせるだけではしみていかない」と狙いを話した。【春田周平】
◇夏休みの思い出抱え、新学期を実感−−県内小中学校
一方、子供たちは夏休みの思い出を抱えながら、久しぶりに会った友達との時間も楽しんだ。
佐賀市神野西2の神野小(757人)の始業式では、副島智子校長はロンドンオリンピックのボクシング男子ミドル級で金メダルを獲得した村田諒太選手の話を紹介し「夢を持ち努力してください。目標を持ってがんばり続けてください」と呼びかけた。
その後、それぞれの教室に戻った児童は、夏休みの宿題を見せ合ったり通知表を先生に渡したり、新しい教科書を受け取ったりして、新しい学期のスタートを実感していた。【蒔田備憲】
9月4日朝刊