850万円を私的に流用 市教委の元学校教育課長 事務局長務めた奨学会の預金引き出す 長野・大町市

850万円を私的に流用 市教委の元学校教育課長 事務局長務めた奨学会の預金引き出す 長野・大町市
SBC信越放送 2023/8/29(火) 19:32配信

大町市教育委員会は、以前、学校教育課長を務めていた職員が、市教委が運営する奨学会の預金およそ850万円を私的に流用していたことを明らかにしました。

大町市教育委員会によりますと、預金を流用していたのは、2018年4月から2022年3月まで学校教育課長を務めていた職員です。

職員は、教育委員会が事務局となっている「鳥羽(とば)奨学会」の事務局長も兼ねていましたが、その普通預金と定期預金の一部を引き出し、およそ850万円を私的に流用していました。

職員は異動後の2022年4月以降も通帳から金を引き出していて、これに気付いた教育委員会が8月23日に事情を聴いたところ「借金返済に使った」などと流用を認めたということです。

流用した金は、本人と家族がほぼ全額を弁済したということで、市と教育委員会は30日に会見を開き、詳細を説明することにしています。

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