教職員の不適切行為 文書で共有 県が再発防止策 来年度から導入(福井県)
FBC 福井放送 2023/9/19(火) 18:51配信
坂井市内の小学校で起きた児童への強制わいせつ事件を受けて、県教育委員会は児童生徒への不適切行為があった教職員の情報を文書に残し、異動の際には赴任先の校長に共有する。19日に開かれた県議会の常任委員会で、県教委が再発防止策として報告した。来年度から導入される。(9月19日)
対象となるのは、児童生徒への暴言やセクハラといった不適切な行為で子どもや保護者からの訴えを受けて校長が調べたケースとなる。こうした情報は文書で教育委員会と異動先の校長に共有され、過去にさかのぼって行為が確認できたケースも対象となる。
では、事件前の去年11月に女子児童から被害相談があったにも関わらず、今年赴任した校長や教頭には情報が伝わっていなかった。