教員のパワハラ原因で学生自殺 道が遺族に謝罪するも損害賠償の協議で「因果関係は認められない、賠償は応じられない」
HBCニュース北海道 2023/10/27(金) 17:57配信
2019年、道立江差高等看護学院に通う男子学生が、教員によるパワハラが原因で自殺した問題で、道が遺族に対しパワハラと自殺との因果関係は「認められない」と伝えていたことがわかりました。
この問題をめぐっては、調査していた第三者委員会が今年3月、教員3人によるパワハラが自殺につながったと認定。
5月には、道が遺族に対し、直接謝罪しています。
遺族側は、道と損害賠償の協議をしていましたが、男子学生の遺族側の代理人弁護士によりますと、今月23日に道側から、パワハラが通常自殺につながるとする「『相当因果関係』は認められない。自殺に対する賠償には応じられない」と電話があったということです。
これを受け遺族は「パワハラと自殺に因果関係がないと考えているなら謝罪は受けなかった。あの謝罪は何だったのか」と話し、道に書面での詳しい説明を求めています。
今回の件について鈴木知事は、27日の定例会見で「報告書の内容をしっかりと受け止めたうえで、損害賠償の交渉を行っている」としながらも、「法的な因果関係の解釈については、交渉中の案件であるため、コメントは差し控える」と述べるにとどめました。
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