逮捕の県立高副校長と面会できず 茨城県教委「適切な対応する」
茨城新聞クロスアイ 2024/2/13(火) 21:05配信
茨城県立つくばサイエンス高の副校長が有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕されたことを受け、県教育委員会は13日、県議会の県有施設・県出資団体等調査特別委員会で、逮捕後に本人と面会できていないと説明し、「必要な調査を進め、事実に応じた適正な対応をしていく」との考えを示した。
副校長は2023年3月、県教委が民間人などを対象として実施した校長公募で採用された。森作宜民教育長は逮捕を「大変遺憾」とした上で、「(民間からの)校長公募は成果も上げつつある。このような事態が二度とないよう、研修に努めていきたい」と述べた。
妻との離婚届を偽造して役所に提出したとして、警視庁麹町署は8日、有印私文書偽造・同行使などの疑いで、茨城県立つくばサイエンス高校副校長で医療ベンチャー「テラ」(令和4年に破産手続開始)元社長の遊佐精一容疑者(53)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、遊佐容疑者の逮捕容疑は4年1月7日、50代の当時の妻との離婚届を偽造し、東京都千代田区役所に提出したとされる。
離婚届が受理されたことを知った元妻が4年11月に警視庁へ刑事告発。この離婚は同月、家庭裁判所で無効との判断が下った。
遊佐容疑者はその後に別の女と再婚。麴町署は女も偽造に関与した疑いがあるとみて、今後、同容疑で書類送検する方針。
茨城県教育委員会によると、遊佐容疑者は公募を経て昨年4月につくばサイエンス高校の副校長として採用。今年4月から校長を務める予定だった。