「技術」の中学校教員、23%に正規免許なし…2028年度までの解消目指す
読売新聞オンライン 2024/2/13(火) 18:33配信
全国の公立中学校で、2022年度に技術・家庭科の技術分野を教えた教員の23%にあたる2245人が技術の正規免許を持っていなかったことが13日、文部科学省の調査でわかった。文科省は都道府県教育委員会などに対し、正規免許を持つ教員の計画的な採用や技術教員による複数校指導の拡大などを求め、28年度までの解消をめざす。
調査は22年5月1日現在で、中学の技術でプログラミングなどのデジタル教育が拡充されたことから実施された。
その結果、全国で技術を担当する公立中教員9719人のうち、1709人は技術の免許なしでも指導できる特例「免許外教科担任」、536人は期間限定の「臨時免許」で教えていた。
文科省は都道府県、政令市ごとの免許状所有状況も公表した。東京都や茨城県など6自治体は担当教員の全員が技術の免許を持っていたが、和歌山県や北海道など7自治体では担当教員の半数以上が持っていなかった。
小規模校の場合、配置できる教員数が限られ、主要教科の教員採用を優先せざるを得ないという。文科省の担当者は「技術は専門性が高いため、地元の大学と協力して教員養成にも積極的に取り組んでもらいたい」としている。