授業中に複数の生徒に性的な不適切発言くり返す 愛大附属高の50代元男性教諭が出勤停止処分 すでに退職
南海放送 2024/5/16(木) 15:51配信
授業中に複数の生徒に対して性的な不適切発言を繰り返したとして、愛媛大学は附属高校の元教諭を懲戒処分相当とすることに決定しました。男性教諭はすでに退職しています。
出勤停止14日間の懲戒処分相当が決まったのは、愛媛大学附属高校に勤務していた50代の元男性教諭です。
愛媛大学によりますと、元教諭は去年10月から2か月にわたり、授業中に複数の生徒に対して性的な不適切発言を繰り返したということです。去年12月に被害生徒から別の教諭に相談があり発覚。大学の聞き取りに対し元教諭は自らの発言を認め、謝罪の言葉を述べたということです。
その後、学内の審査会を経て大学は、きのう付けで出勤停止14日間の懲戒処分相当とすることを決定しました。男性教諭はすでに今月1日付けで退職しています。
愛媛大学の仁科弘重学長は、「このような処分を行うに至ったことは誠に遺憾。教職員に対して、改めて注意喚起を行うとともに、再発防止、信頼の回復に努めてまいります」とコメントしています。