「教師の立場利用し悪質」兵庫の高校ボート部元監督、強制わいせつで有罪判決
産経新聞 2012年12月14日(金)12時20分配信
知人の少女の体を触るなどのわいせつ行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われた柳学園高校(兵庫県洲本市)の元教諭でボート部元監督、大江浩司被告(52)の判決公判が13日、神戸地裁姫路支部で開かれ、地引広裁判官は「教員の立場を利用している時点で犯行態様は悪質」として懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。
判決で、地引裁判官は「少女は多大な肉体的・精神的苦痛を感じ、厳しい処罰感情を抱いているのも当然」と指摘。一方で「謝罪文を送り、示談金を支払うなど酌むべき事情が認められる」とした。
判決によると、大江被告は6月16日、同県加古川市加古川町の研修宿泊施設で、知人の少女を自室に連れ込み、胸や下半身にわいせつな行為をした。