生徒220人の自己評価表が盗難…中学講師

生徒220人の自己評価表が盗難…中学講師
2012年12月14日 読売新聞

 兵庫県宝塚市教委は13日、同市立中学の保健体育担当の女性臨時講師(50)が、女子生徒220人分の氏名や成績などを書いた自己評価表などを同市内の自宅前で盗まれたと発表した。

 女性講師は盗難届を提出、宝塚署が窃盗容疑で調べている。

 市教委によると、女性講師は12日午前8時頃、出勤しようと自宅を出た時に忘れ物に気付いたため、自己評価表などが入ったカバン三つを門扉付近に置き、約5分後に戻ったが、三つともなくなっていたという。

 自己評価表は、同中の1、2年の女子生徒全員が授業の感想や自己評価を記入し、女性講師による3段階評価も記載されている。

 カバンにはほかに、1年男女と2年女子の計約330人の名簿と、2年女子7人のノート7冊、ノートパソコン1台も入れていた。

 女性講師は、自己評価表などの学校外への持ち出しに必要な校長の許可は得ていなかった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする