いじめ調査、方法や質問を見直しへ/相模原

いじめ調査、方法や質問を見直しへ/相模原
カナロコ 2012年12月19日(水)12時0分配信

 相模原市の岡本実教育長は18日、市教育委員会が実施しているいじめ調査について、調査方法や質問項目などについて見直す考えを明らかにした。市議会本会議で沼倉孝太氏(新政クラブ)の質問に答えた。

 岡本教育長は、8月に国からの依頼を受けて市教委が実施した緊急調査で、4〜8月の市内小中学校のいじめ認知件数が319件に上り、昨年度の281件を上回ったことを説明。「迅速で丁寧な対応が必要。いじめが潜在化して見えにくい部分もあり、実態把握が課題。今後もよりよい調査方法を検討していく必要がある」とした。

 市内中学校では、校内いじめで傷害や暴行で逮捕される生徒が出ているが、調査の具体的な改善案や新たな調査実施などについての言及はなかった。

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