小学校指導員、小5男児殴り書類送検「ばかにされたと思った」

小学校指導員、小5男児殴り書類送検「ばかにされたと思った」
産経新聞 2012年12月21日(金)16時38分配信

 放課後に学校の校庭などで遊ぶ児童らを見守る「放課後安全指導員」の男(69)=東京都板橋区=が児童を殴るなどしてけがを負わせたとして、警視庁板橋署に傷害容疑で書類送検されていたことが21日、同署への取材で分かった。男は「ドッジボールをぶつけられ、ばかにされていると思って腹が立った」などと容疑を認めている。

 送検容疑は11月中旬、板橋区大山町の区立板橋第六小学校の校庭で遊んでいた5年生の男児(11)を殴るなどし、軽傷を負わせたとしている。

 板橋区によると、放課後安全指導員は区が民間業者に業務委託。男は今年4月から同校の指導員で、当時は男のほかに女性指導員もいたという。区は「児童の安全を守る立場の指導員がこのような行動を取り、申し訳ない。業者との契約解消を含め、厳正に対処したい」としている。

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