県立吉田高教諭の体罰:県教委が謝罪 主張の食い違い、生徒側の詳細明かさず /山梨
毎日新聞 2013年1月22日(火)14時47分配信
県立吉田高(富士吉田市、吉岡剛校長)で運動部顧問の男性教諭(40)が部員の男子生徒に体罰をしていた問題で、県教委は21日、「体罰の事実を確認した」として謝罪した。体罰の内容について県教委は「昨年5月と同10月に計6〜7回、平手でたたいた」とする教諭と、より多数回とする生徒側の主張に食い違いがあると説明。ただ、生徒側の言い分については「生徒のため」として詳細を明かさなかった。
同日、赤池亨・高校教育課長や吉岡校長が記者会見した。同課によると、教諭は吉岡校長の聞き取り調査に対し「昨年5月に1回、同10月に5、6回、生徒の顔を平手でたたいたが、けがはさせていない」と説明した。
県教委は、生徒側の言い分として「たたかれた頻度や回数はもっと多い」などの内容を説明したが「教諭は大人だが生徒は子ども。今後の指導もある」などとして具体的な説明を拒んだ。県教委関係者によると、生徒は「5月と10月以外にも体罰はあった。10月には合わせて約20回たたかれた」と主張している。
生徒の保護者には19日に吉岡校長が謝罪。同課は、月内にも教諭を処分するとしているが、現在は通常通り出勤しているという。【春増翔太】
1月22日朝刊