大阪・高2自殺:公立小中高の体罰実態調査 仙台市教委が方針 /宮城
毎日新聞 2013年1月24日(木)11時45分配信
大阪市立桜宮高校でバスケットボール部主将の男子生徒が体罰を受けた翌日に自殺した問題を受け、仙台市教委は、市内公立小中高校で体罰の実態調査をする方針を決めた。23日、定例記者会見で奥山恵美子市長が明らかにした。文部科学省が全国で実態調査をする方針を示しており、調査方法は国の調査内容を受けてから決める。一方、県教委は「国からの指示を待って調査を実施するか検討したい」としている。
市教委によると、桜宮高の事件の後、市立の4高校と中等教育学校1校についてはすでに調査を実施。校長らが教職員に部活動などでの体罰の有無を尋ねたが、問題のある事案の報告はなかったという。市教委は「今後実施する調査で生徒へのアンケートを実施するかどうかは、国の具体的な方針を見て検討したい」としている。【金森崇之】
1月24日朝刊