桜宮高校、１割が「体罰受けた」…普通科でも
読売新聞 2013年1月30日(水)9時5分配信
大阪市立桜宮(さくらのみや)高校の体罰問題を受け、大阪市教委が同高の全校生徒約８４０人を対象に実施したアンケートで、全体の１割近くが「体罰を受けたことがある」と回答していることがわかった。
運動部顧問から体罰を受けた翌日に自殺した男子生徒が所属していた体育系２科だけでなく、普通科でも生徒の１割近くに上っていた。市教委は、体罰が学校全体に広がっていた可能性があるとみている。
アンケートは、市教委が、市の外部監察チームと連携して、今月１８日に実施。生徒に無記名で回答を求めていた。同高では全運動部が現在、活動停止中。市教委は、「体罰がないことが確認され次第、順次再開する」としており、アンケート結果などをもとに、来月、各部活動の再開を判断する方針。