川越「いじめ」暴行訴訟 市側、争う姿勢

川越「いじめ」暴行訴訟 市側、争う姿勢
埼玉新聞 2013年2月7日(木)23時9分配信

 川越市で昨年1月、当時市立中学校2年の男子生徒(15)が同級生の少年3人(少年院送致)から暴行を受けて意識不明の重体になったとして、男子生徒と母親が加害少年と保護者、市を相手取り慰謝料など約1億1600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、さいたま地裁川越支部(都築民枝裁判長)であり、被告のうち市側は争う姿勢を示した。

 原告側弁護士は意見陳述について、「市が主張を追加してから行う」と回答。被告側の答弁書が出そろうまで待つ意向を示し、次回3月25日は口頭弁論ではなく、弁論準備に充てることになった。

 閉廷後、原告側弁護士が取材に応じ、市側が請求の棄却を求めたことを明らかにした。市の答弁書によると、事件発生当時、市や学校がいじめを把握していたかどうかについては、「安全配慮義務を怠った事実を否認する。教員らはいじめと認識していなかった」と反論。「市の主張は追って準備書面で明らかにする」としている。原告側弁護士は、「市はいじめの存在を当初から知っていたはずだ、と主張していく」と話した。

 加害少年側について、原告側弁護士は「1人は事実関係をおおむね認めているが、残る2人は態度を明らかにしていない」などと述べた。

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