桜宮高バスケ部顧問、懲戒免職も…市教委検討

桜宮高バスケ部顧問、懲戒免職も…市教委検討
読売新聞 2013年2月8日(金)17時43分配信

 大阪市立桜宮高の体罰問題で、市教委が、バスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に男子生徒(17)が自殺したという事実を重く見て、男性教諭について懲戒免職を視野に入れた厳しい処分を検討していることがわかった。

 12日にも市教育委員会議を開き、最終判断する。

 市教委によると、外部監察チームと連携して行った同高の実態調査で、男性教諭から同部員らへの体罰が常態化していたことが判明。生徒の遺族も厳しい処分を求めている。

 市職員基本条例では、体罰が常習的な場合の処分基準を「免職または停職」としている。市教委は今回のケースはこれに該当すると判断している。市教委によると、過去に体罰を理由に教職員を免職処分した例はないという。

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