経営母体が解散の創造学園大学、中国人留学生4割の行き先決まらず

経営母体が解散の創造学園大学、中国人留学生4割の行き先決まらず
XINHUA.JP 2013年3月8日(金)9時16分配信

【新華網】 日本の中国語紙・中文導報によると、日本文部科学省は2012年、私立大学、創造学園大学の経営母体である堀越学園(群馬県高崎市)に対して13年3月での解散を命じた。解散が間近に迫る中、同学東京校の留学生の約4割は今後の行き先が決まっていない。

堀越学園の関係者によると、創造学園大学を含め傘下の学校、幼稚園5校の在籍者は210人で、約8割は解散後の行き先が決まった。東京校の82人のほとんどは中国人留学生で、その約6割は転校や就職、帰国が決まったが、30人は行き先が決まっていないという。

堀越学院の元理事長で、創造学園大学学長の堀越哲ニ氏は2月25日、借りた古美術品99点(総額2億1484万円相当)を無断で融資の担保に入れ、6500万円の融資を受けたとする横領罪で前橋地裁から懲役2年6月の実刑判決を言い渡された。調達した金は学校運営と教職員への賃金に充てる予定だった。

労働基準監督署の調査によると、堀越学園は教職員73人の賃金を支払っていない。

創造学園大学は私立大学として2004年、高崎市で創立された。

(翻訳 李継東/編集翻訳 恩田有紀)

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