報告書ほぼ完成 大津市教委いじめ検討委
産経新聞 2013年3月13日(水)7時55分配信
大津市立中2年生が自殺した問題を受け、いじめの防止や早期発見のため市教委が設置した検討委員会の最終会合が12日、市役所で開かれ、各校に配布している「生徒指導のてびき」の改訂を盛り込むなどして報告書がほぼ完成した。
報告書は資料を含めて約90ページ。てびきの改訂では、「交友関係が変わってきた」「給食を1人で食べている」など37項目のチェックポイントを設け、1つでも該当する児童・生徒がいれば「いじめの疑いがある」として適切な対応を講じていくとしている。
このほか、市の第三者調査委も問題として指摘していた「教員の多忙化」を解消し、いじめを発見しやすい環境を作るため、パソコンを活用するなど業務の効率化が必要、としている。