鎮西高野球部いじめ損賠訴訟:学校側、訴え棄却求める−−初弁論 /熊本

鎮西高野球部いじめ損賠訴訟:学校側、訴え棄却求める−−初弁論 /熊本
毎日新聞 2013年3月16日(土)15時46分配信

 熊本市の私立鎮西高校の野球部員だった少年(16)が、部員らにいじめられ精神的苦痛を受けたとして、両親と共に、同校などに計約880万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、熊本地裁(原克也裁判長)であった。学校側は訴えを棄却するよう求めた。
 学校側は答弁書で、少年が昨年6月に部員からの暴行でけがをしたことは認めたが、少年側が主張する部員や副部長からの暴言は認めなかった。記者会見した両親は学校側の主張に「あきれて何も言えない」と憤った。
 両親によると、少年は昨年10月に学費滞納を理由に同校から除籍されたが、中学時代の教師らの支援で県内の公立高校に合格。4月から通うという。
3月16日朝刊

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