桜宮高野球部で「終日」直立強要…市調査で判明

桜宮高野球部で「終日」直立強要…市調査で判明
読売新聞 2013年3月27日(水)10時13分配信

 大阪市立桜宮高野球部で、練習中に顧問が長時間の直立を部員に強要していたことが、市外部監察チームの調査で分かった。

 同チームが野球部員らに聞き取り調査をしたところ、こうした行為は部内で「直立」と呼ばれ、少なくとも昨年7月まで行われていた。時間は1時間程度から終日に及ぶことも。数日間繰り返される場合もあったという。文部科学省は通知で、正座や直立など特定の姿勢を長時間保持させ肉体的苦痛を与えることは、体罰に該当するとして禁じている。

 佐藤芳弘前校長は、昨年9月頃、同部で直立行為の強要が行われていた事実を知ったが、部顧問に「一歩間違えたら体罰になる」と指導しただけで、対応策を取らなかった。岡山典史教頭も同様という。市教委は「改めて調べるが、現時点ではこの行為だけで厳しく問うことは考えてない」としている。

——

61人が暴力や暴言の被害を申告 生徒アンケート 桜宮高2自殺
産経新聞 2013年3月27日(水)7時55分配信

 大阪市立桜宮高の体罰問題で、大阪市教育委員会は26日、調査を担っている外部監察チームの中間報告書を公表した。同報告書に記されている同校生徒へのアンケート結果によると、790人のうち61人が教員から殴られたり、暴言を受けたりしたと回答。部活中の被害は男女バスケ部16人、サッカー部7人など計33人に上った。また、169人が他の生徒の被害を見聞きしたと答えた。

 一方で教員アンケートでは講師を含む61人のうち、暴力や暴言を生徒に加えたと回答したのは5人。他教員の行為を見聞きしたと答えたのも18人にとどまった。

 同チームは「教員自身が虚偽の回答を行っているか、暴力を加えた自覚や違法性の認識が乏しい可能性がある」と指摘し、高校全体にわたり暴力傾向が存在していたと認定した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする