元同級生を3人処分せず 父親「納得できない」 大阪の高1自殺

元同級生を3人処分せず 父親「納得できない」 大阪の高1自殺
産経新聞 2013年4月2日(火)10時33分配信

 大阪府貝塚市で平成23年、定時制高校1年の川岸朋之さん=当時(18)=が自殺した問題で、川岸さんにひったくりを指示したなどとして、窃盗の非行事実で家裁送致されていたいずれも元同級生の19歳の少年3人について、大阪家裁堺支部(佐藤薫裁判官)は、無職少年と専門学校生の2人を審判不開始、大工の少年は、審判を開いた上で不処分とした。

 審判不開始は通常の刑事事件の手続きで不起訴に当たる。不処分は非行事実がなかったり、事実があっても立ち直りが可能と家裁が判断した時に出される。

 川岸さんは平成23年10月、貝塚市内で首をつって自殺しているのが発見された。携帯電話には元同級生らのグループから日常的に金銭を要求されていたことを示唆するメモが残されていた。川岸さんの父親(43)は「決定には納得できない」と話している。

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