中学生転落死 父親が浜松中央署に捜査を要請

中学生転落死 父親が浜松中央署に捜査を要請
@S[アットエス] 2013年4月24日(水)8時9分配信

 浜松市の市立中の男子生徒=当時(13)=が昨年6月に自宅マンション屋上から転落死した問題で、生徒が同級生からいじめ被害を受けていたとして、父親(48)が23日、浜松中央署に捜査を要請した。近く被害届を出す方針で、「強制捜査権のある警察でしっかり調べてほしい」と訴えている。
 父親は同日、転落死の原因を調べた第三者調査委員会が昨年12月に公表した報告書を同署に提出した。報告書は「生徒の死は自殺と判断でき、背景にいじめがあった」と結論付けている。同級生20人以上がいじめに関わったとしたが、氏名は明らかにしていない。
 父親は計29人がいじめに関わったとし、刑事事件として立件するよう求めている。同署の担当者は、生徒の自転車を蹴ったなどとして暴行容疑で調べた10人については、被害届の受理は可能と説明したという。
 報告書によると、生徒は昨年2月ごろ、別の生徒に部活動の欠席理由を尋ねられ、反発したのを機に嫌がらせを受け始めた。2年に進級するとほぼ毎日、クラスの半数以上の男子に悪口を言われ、プロレス技を掛けられるなどしたという。
 同署は「犯罪事実が特定できれば、被害届を受理する」とした上で、「遺族の意向に沿う形で適正に対応したい」としている。
 生徒の父親はいじめに加わった生徒や学校を相手取った民事訴訟についても「弁護士と相談して方向性を決めたい」と述べた。

静岡新聞社

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