英児童レイプ犯が中国で外国語の教師に、警察当局は情報提供求める―中国

英児童レイプ犯が中国で外国語の教師に、警察当局は情報提供求める―中国
Record China 2013年4月27日(土)8時49分配信

2013年4月26日、「北京青年報」によると、英BBCウェブサイトは、2000年から2002年に児童ポルノ写真の散布及び児童に性的暴行を加えた容疑で、イギリス警察当局がある男を指名手配していると伝えた。この指名手配犯はかつて、北京市の某国際学校で外国人教師として働いていたことがわかっており、現在も中国の別の地域で外国語の教師として働いている可能性があるという。BBCウェブサイトは、広く情報提供を呼びかけている。人民網が伝えた。

指名手配犯の名前はニール・ロビンソン(Neil Robinson)、46歳の男性。ロビンソン氏の写真はBBCの「クライムウォッチ(Crimewatch)」という、逃亡中の犯人に関する情報提供を呼びかける番組のサイトで公開された。写真が公開されたのは2012年9月27日。

ロビンソン氏の写真はフェイスブックで瞬く間に広められ、自分の学校の教師であるとの情報が多数寄せられた。

グローバル教育に関する情報提供を行うサイトによると、北京の某国際学校は既に、ロビンソン氏が同校に3年間勤めていたことを認めており、2012年5月に個人的な理由から突然辞職したと話している。学校側によると、ロビンソン氏に対するクレームや告発はなかったという。同サイトによると、ロビンソン氏は人気者で、官能小説を書いていると生徒に冗談を言ったこともある。また、明るい性格で、中国人の女性と結婚したらしいとの話もある。

記者の調査から、ロビンソン氏がかつて外国人教師の求人情報サイトに登録していたことがわかった。最後の更新は2010年で、「イギリス国籍、大卒コンピューター専攻、中国での仕事歴8年」との情報が掲載されていた。

パスポートの制限上、ロビンソン氏は既に北京を離れており、中国の他の地域にいる可能性が高い。2011年、ロビンソン氏はほかの場所で教職を続けるつもりだと生徒に話していたが分かっている。

外国人教師の来歴が生徒の身の安全を脅かすものであるかどうかを、中国の学校側が調べる方法はないという。警察は情報を把握している者の速やかな通報を呼びかけている。(翻訳・編集/XC)

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