自ら投げたやり、腹から背中に貫通…大学生重傷

自ら投げたやり、腹から背中に貫通…大学生重傷
読売新聞 2013年5月20日(月)21時16分配信

 20日午後5時5分頃、金沢市御所町の運動場で、やり投げを練習していた金沢星稜大陸上競技部の3年生の男子学生(21)の腹にやりが突き刺さった。

 自ら投げ、地面に刺さったやりを取りに行く際、とがった両端のうちの一方に誤って突っ込んだといい、やりは右下腹部から背中にかけて貫通。男子学生は重傷を負ったが、意識はあり命に別条はないという。

 金沢東署の発表によると、やりは長さ2メートル60。男子学生はフォームの確認に夢中で、地面のやりに気づかなかったという。現場は同大を運営する稲置学園の総合運動場。グラウンドでは当時、約100人が練習中で、男子学生がうずくまっているのに別の学生が気づき、110番した。

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